自転車通勤と山登り

  

御嶽山上空の飛行機雲。
一直線の雲が見る見るうちに崩れていきます。
昨日から雨続きなので、せめて写真で青空気分を

昨日の昼、あの岐阜県の施設に電話をしてみました。
嫌がらせではなくて、雪を融かすために雪を置いたと言い張って
いました。話は平行線で埒が明きません。
最終的には、軽トラックで囲んで出られなくしたことや、嫌がらせの
ように思わせてしまったなら、謝りますだって。
要するに嫌がらせなんだよなぁ～～～

嫌なことはさっさと忘れて・・・・・
ＡＬＰＳＬＡＢ ｒｏｕｔｅ で先日のスキールートを作成してみました。
山間部は地図の縮尺が細かくならないので、直線的なルート
取りになってしまいましたが、大体こんな感じだったと思います。
他の人の記録を見ると、片道９.５キロくらいになっていたけど、
これだと２キロも短いです。
  

・・・・昨日の続きです
２８００Ｍ付近のコルから見上げた継母岳

反対側は御嶽山の剣が峰

１４時に下山開始。下手な私のスキー滑降
何とかサマになっている一瞬をｋｏｚａｅｍｏｎ氏が写してくれました。
こちらは師匠のテレマーク滑降

ゼイゼイハーハー登ってきた谷も、スキーで下るとあっという間。
この楽しみのために７時間半の労働です・・・

楽しい滑りが終わると、ヘッピリ腰で下ったこの斜面
を、再びスキーにシールを貼って登り返します。
ちょっと密な樹林帯もこんな感じで

この後、渡渉地点へのルートを間違えてウロウロ。
日没間近になってきました。ヘトヘトで写真を撮る元気もありません。
何とか日没ギリギリで渡渉して林道に這い上がり駐車地点まであと少し、
体力と気力の限界が近いです。
心霊写真？手袋から出た湯気がオーラを発しています


１９時１０分。無事、駐車地点の御嶽少年自然の家に戻りましたが・・・
昨夜は開いていたゲートが閉じられ、私の車は軽トラックで囲まれ
廻りには雪の塊が置かれています。
フロントガラスには『無断駐車禁止』の貼り紙が・・・
施設の管理人さんに平謝りして軽トラックをどけてもらいました。
勝手に止めた私の非は素直に認めるけど、
何もそこまですることないんじゃないの？
県の施設のやることじゃないよね。オマエらよっぽどヒマなのか！
最後にケチがついたけど、この後、３時間半車を走らせて帰宅。
大満足で楽しい一日でした。

　　　　  

２００８年４月１５日（火）

前夜、岐阜県御嶽少年自然の家に車を止めて車中泊。

５時起床で６時出発
雪は豊富で少年自然の家のゲート前の林道からシール歩行。
しばらく進んで林道から小谷へ下りて、第一渡渉地点
ここで大失敗。スキー板を対岸へ投げたら、斜面に落下してしまい
板が水没。その板を回収するときに靴に浸水。
靴下が濡れていると靴擦れになるので、予備の靴下と穿き換えます。
次の第二渡渉地点では、裸足で沢を渡りました。

渡渉地点を過ぎると原生林の中へ。癒されながら前進

上俵山を通過して、谷へ下りるところがかなりの急斜面。
ｋｏｚａｅｍｏｎ氏は平気で下りて行きましたが、私はビビリながらヘッピリ腰で

休憩を含めてここまで４時間。目的地はまだまだ先

今度は滝が行く手を阻みますが、これは左側の斜面から巻いて行きます。

やっと快適な谷に出ました。あとは体力勝負！
私のザックには濡れた靴下と足を拭いたタオルをぶら下げて乾燥中。
このあたりでは、まだ元気な私

標高２３００Ｍくらいから先はバテバテでしたが、こんな良い天気の時に
途中敗退は有り得ません。息も絶え絶えになりながら、１３時２６分に
目的地である２８００Ｍ付近のコルに到着

風もなくポカポカ。剣が峰をバックにのんびりランチタイム



下山滑降編に続きます・・・・・
  

２３時４０分に帰宅しました。
多くのコメントをいただきましてありがとうございました。

とりあえず、眠いので今日の写真を２枚ほど。

今日の御嶽山は快晴でポカポカでした。

そして、日没後に林道を歩く私です。


詳細は明日ＵＰします。
  

明日はｋｏｚａｅｍｏｎ氏と山スキー第２弾。
今回は御嶽山方面へ遠征します。

山スキー初心者の私でも大丈夫そうなコースを選んでくれました。
←クリックで拡大します

早朝から行動するので今夜現地入りして、車中泊。
私の車のカーゴスペースと後部座席がフルフラットになるので、
テントを張らなくても寝られるようになりました。

明日は天気には恵まれそうなので、事故のないように楽しんできます  

３月１８日の山スキーに連れていってくれたｋｏｚａｅｍｏｎ氏です。
さすがにサマになっていますね。

高度が上がってくると、林道はこんな状態の所もあります。
彼は平気そうに通過していますが、私はちょっとビビリながら通過しました。
ズルっと落ちると絶対に無傷では済みません。


そしてｋｏｚａｅｍｏｎ氏の華麗な？テレマークでの滑りを連続写真で。








ｋｏｚａｅｍｏｎ氏とは、保育園・小学校・中学校・高校が同じで、自宅も近くて
よく一緒に遊んでいました。
私が４０歳を機に、山登りを始めたときに色々とアドバイスをしてくれた
師匠でもあり、登山中に滑落したときに身を挺して滑落を止めてくれた
命の恩人でもあります。
もう４０年以上の付き合いになりますね。これからもヨロシクです。

今日は師匠の紹介でした。  

２００８年３月１８日（火）　無風・快晴


ｋｏｚａｅｍｏｎ氏宅に４時集合。
１時間半で岐阜県揖斐郡坂内村川上に到着。
イビデンダムまでは除雪が終わっておらず、除雪終了地点に車をデポ。

６時３０分。スキーを履いて歩き出すが、すぐに雪が消えてスキー板を
ザックに括りつけて３０分の歩き。
イビデンダムを過ぎてから、椀戸谷右岸の林道をシール歩行。
上手く歩けません。摺り足で歩けばいいのに、どうしても脚を上げようと
してしまって、バタバタしてしまいます。

林道を歩くこと３時間。尾根に取り付きますがかなりの急斜面。
山スキー入門者には無理です。板を外して、ズボズボと雪に埋もれ
ながら四つんばいのツボ足で直登しました。
尾根に上がって、再びシール歩行。
少し慣れてきて、何とか進んでいきます。


急斜面をスキーを履いたまま必死に登ります。

ちょっと気取って「はい。ポーズ」

もう少しで目的地の『高丸』ですが、一旦下ってまた登り。
おまけに尾根も細くて急斜面です。
ここで私の泣きが入りました。臆病者のヘタレオジンはここで十分。
ｋ氏は不満そうでしたが、下山の時間を考えると私には無理。
敗退を決めて、しばしの休憩。

この短い板で滑ります。
安定感が無いようで不安でしたが、意外にも操作性が良くて
クルクル回ってくれます。大丈夫そうです。

真っ直ぐ滑ればいいのですが、左側に落ちると大変なので
ちょっとビビリが入っていますね。

だんだん調子に乗ってきて、四つんばいで登ってきた急斜面を
雄叫びを上げながら一気に滑ります。

必死で登ったルートもスキーで滑ってくると、あっと言う間です。
無事に林道まで下りてきました。

林道を滑ったり歩いたりして１７時２０分にデポ地点到着。
今日、お世話になったｋｏｚａｅｍｏｎ氏の靴と板。

こうして、私の初・山スキーは無事に終了しました。

山スキーは楽しいけど、それなりにリスクも大きいみたい。
自分の道具を揃えるか否か、しっかり検討してみよう。  

３時間睡眠で望んだ『初・山スキー』から無事に帰ってきました。
山スキー道具一式はすべてＫ氏からの借り物でした。
今日はｋｏｚｅｍｏｎ氏に大変お世話になりました。

写真がたくさんありすぎて、選択に困っています。
とりあえず、自己満足ときれいな景気の写真を掲載します。
帰宅後の飲酒と睡眠不足で頭の回転がフラフラなのです

ｋｏｚａｅｍｏｎ氏が写してくれた私の滑降写真です。



私が写した登坂中のＫ氏

無風快晴に恵まれた今日の景色



今は筋肉痛も無く激しい疲れもありませんが、明日が怖い

明日、完全版をＵＰします。